こんばんわ。10月となり今年も残すところ2か月余りとなりました。相変わらず1年あっという間ですね。
秋物の準備…というよりは冬物が気になされる方も多いのではないでしょうか。
店頭からもすでに冬物をいくつかお手に取って頂いており、WEBSTOREにも着々を冬物を増やしてまいります。本日は、イギリスのアウターと言えばのこのブランドを。
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”Barbour”
1894年、イギリス北東部サウスシールズにて創業者ジョン・バブアーが自身の名を冠し"J Barbour & Sons"として発足。現在でも世界的にファンを魅了する100年以上の歴史を持つ老舗カントリーウェアメーカー。創設当初、漁師や労働者に向けてオイルスキンと呼ばれる油分を含ませた布を用いて仕立てたレインコート”ビーコン”をきっかけに評判が広まりイギリス国内のみならずヨーロッパ諸国へと徐々に広まっていきました。
優れた機能性と耐久性が着目され、世界大戦時には軍への供給を担うようになり、その後はシチュエーションに応じてデザインされたライフウェアコレクションとして数々の名作を生み出します。
1974年にエディンバラ公、1982年にはエリザベス女王陛下、1987年にはチャールズ皇太子殿下よりロイヤル・ワラント(英国王室御用達)を授与され、バブアーはカントリーウェアメーカーとして不動の人気を誇っています。
ご紹介するのは本当に久しぶりとなりました。Engineered Garmentsのコラボアイテムから見れば2年ぶりでしょうか。Babourコレクションのご紹介です。
80年後期~90年代製の3クレストを備えた珍しいアウターモデルLoden Jacket。
オーストリアはチロル地方の集落、ローデラーズの遊牧民が織り始めた毛布地が由来とされるLODEN CLOTH(ローデンクロス)。織り上げたあと3分の2程度までミリング(お湯につけて縮ませること)したもので、収縮による防水性と防風性を備えながらも、柔らかく滑らかな質感を備えたウールファブリックです。
ウールファブリックを採用しているため、各所のボタンディティールは通常のBarbourモデルに見受けられるスナップボタンの打ち込みではなく、縫い込みのレザーくるみボタンを採用しアメリカのハンティングジャケットのような出で立ちです。襟は太畝のコーデュロイ、フロントはBarbourの刻印が入ったメタルのダブルジップファスナーと比翼による防風ディティールを備えます。
収納はハンドウォームポケット、下部にフラップポケット、そしてファスナーの付くインナーポケットが設けられています。メイン収納にあたりフラップポケットは、上部にフラップカバーを固定できるボタンを備えたハンティングギミックが設けられています。
裏地には赤基調のチェックテキスタイル。表地のLoden Clothの滑らかさと同様に、やわらかく肌触りのよいさらっとした仕上がりです。シルエットは面積量が多いためオーバーコートのようなラインを描きます。Loden Clothならではのドレープ感が演出された、ラグジュアリー感がありつつもBarbourならではの土臭さを持ち合わせた絶妙なバランス感に仕上がった逸品。珍しいBarbouモデルを是非この機会に。
169cm 63kg のスタッフが着用してかなりゆとりのあるサイズ感。インナーに厚手のニットやスウェットを着ても余裕が持てます。適正身長と175~185cmの方、普段L~XLを着用してる方におすすめです。 しかしながら大き目に着用したい方であれば上記スタッフと同体系の方にもおすすめです。
着用アイテムはこちら
お次はBarbourと言えば、のこちらのモデルから
Barbourを代表するアイコニックモデル”Bedale Jacket”。
こちらは90年代後半~2000年代生産と見受けられる、タグのロゴが新規フォントによる個体です。メイン収納にはハンドウォームポケットとフラップポケットが2か所ずつ設けられたたっぷりとした収納性を備え、フロントはダブルジップファスナーと比翼による防風性に秀でたディティール。
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襟部分には太畝のコーデュロイの切替、袖口にはリブニットによる防寒性を確保しています。表地のワックスコットンはベタつき感や特有の匂いも強くないため、おそらく植物性オイルに切り替わってからのモデルと思われます。
元はネイビーと思われますがオイル抜けと経年変化に伴うフェード具合によりブルーグレーカラーに仕上がっています。
右袖口、ハンドウォームポケットに小さな裂け傷が見受けられます。伴っての着用感もございますが全体的に綺麗なコンディションと評せる個体です。襟元にはBarbourのピンバッチが付属しております。
こちらは程よいゆとりのあるサイズ感。表記サイズよりもコンパクトに感じられ、メンズのM~Lほどのサイジング。170~175cmの方におすすめです。昨今であればこれぐらいの サイズ感で着用したい気分の方も多いのではないでしょうか。
そして最後のご紹介となりますのが、レアモデルとなるこちら。
90年代製のBarbourより、変わり種のモデル”Stockman’s Coat”。
“ニュージーランドバブアー”とも称されるこちらは、英国のBarbour社とニュージーランドのBACKHOUSE社のダブルネームによる逸品。
Trench Coat やBurghleyといったロング丈のモデル同様に、着丈が長く存在感のあるデザイン。フロントはbarbourでは珍しいファスナホールドではなく、スナップボタンで比翼のフラップを左右交互に閉じ防風性を高められる仕上がりです。
肩部分にはレインガードと称されるケープ状の雨避けカバーが付属し、広げることで肩から外にせり出したカバーが水滴を外側にはじき出す機構です。未使用時には内側に折り込むことで収納が出来ます。
コンディションは傷・汚れもなく非常に綺麗な個体です。90's前半期の生産品と見受けられ、生地はbarbour特有のにおいが御座います。予めご了承ください。
169cm 63kg のスタッフが着用して程よいかなりゆとりのあるサイズ感。175~185cmの方に適正サイズです。
レインガードの部分がクセのある印象ですが、収納してしまえばNORTHUMBRIAのような雰囲気で合わせて頂ける逸品。
ロングコートのような出で立ちで羽織って頂くことで趣のある一枚と思います。
今冬に向けてのアウターに、2nd Barbourとしても変わり種のデザインを気分にしたい方も多いのではないでしょうか。是非この機会にお試しください。
お支払いは、店舗販売につきましてはVISA, MaterCard,
Amex, JCB, Diners, Discover各社がご利用頂けます。
※店舗及び商品のお問い合せは常時ご対応させて頂きます。下記よりご連絡ください。
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